目次
- profile
- インフルエンサーの”先進性”に期待してインタビューを実施
- インフルエンサーは事業のステークホルダーに
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インフルエンサーワークスのご利用は2023年9月頃。継続してインフルエンサーと接点を持ちながら、マーケティングに活用いただいています。
<今回お話をうかがった方>
株式会社NTTドコモ 新事業開発部 事業プロデュース担当 担当課長
金川 暢宏 様
株式会社NTTドコモ 新事業開発部 事業プロデュース担当
濱澤 篤優 様
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インフルエンサーの”先進性”に期待してインタビューを実施
―――新規事業ということでなかなか開示できないことが多いかと思うのですが、差し支えない範囲で、今回のヒアリング実施概要を改めておうかがいできますか。また、ヒアリングの結果は社内でどのように共有、活用されているんでしょうか……?
我々が検討している新規事業と関連性の高いジャンルで活動されているインフルエンサーの方を9名ほどアサインしていただき、オンラインでヒアリングを行いました。
当社からは社員2~4名が参加。インフルエンサーバンクの方にも立ち会っていただいた上で、それぞれ1時間ほどお話をうかがいました。
うかがった内容は社内でレポートにまとめ、社内関係者と共有。それをもとにディスカッションを深め、事業の方向性の検討に役立てています。
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―――ありがとうございます。現在、インフルエンサーワークスの利用の中心は、プロモーションへのインフルエンサー活用で、事業開発のためのインタビューの事例はごく少数です。 今回、インフルエンサーにヒアリングすることになった経緯を教えていただけますか?
近い将来、個々人が持っているスキルを提供し合う社会が来る可能性があると考えています。そう考えたときに、現時点でそれを一番体現しているのはインフルエンサーなのかもしれないと思っています。
我々が開発している事業でも、当初のヒアリング対象は「インターネットで発信するユーザー」としていました。その中でも発信を生業としている「先進的なユーザー」としてインフルエンサーに着目するようになり、今回のインタビューをお願いするに至りました。
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―――実際にインフルエンサーにヒアリングしてみていかがでしたか?事前の想定とのギャップを感じた部分があれば教えていただきたいです。
一番のギャップは、メタバースなど先進のトピックスに対しても関心が強く、前向きに捉えていた点です。これはインフルエンサーならではかもしれないですね。SNS上での活動を通して、常にアンテナを張っていらっしゃると感じました。
またもう1つ挙げるなら、インフルエンサーになった背景を聞いた際に、キッカケが意外とふわっとしていて「YouTubeが流行っていたのでやってみました」「たまたまInstagramで発信したら反響があって楽しくなった」「コツコツやっていたら大きくなった」などのお話があったことは印象に残っています。.
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―――インフルエンサーと日々接している私たちから見ても、最初から稼ぎを狙うと続けることがしんどくなってしまうように思いますね。
たしかにそれはあるかもしれないです。
今回インタビューした方は、あくまでプライベートで始まって、気づいたら仕事になっていた、生活の中心になっていたという方が多いようでした。
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インフルエンサーは事業のステークホルダーに
――インフルエンサーワークスをご利用いただいて感想はいかがですか?使いやすかったポイントと今後の改善点をおうかがいしたいです。
使いやすかったところを挙げると、事前スクリーニングをかけた上で候補者リストをたくさんいただけた点に尽きます。
自力で確認したこともあるのですが、3~4時間かけて十数人が限界でした。(笑)
その点、インフルエンサーワークスさんにはリストをたくさんいただいてインタビューする人を選べたので、多くのインサイトを拾えたと思いますね。 今後、期待したい点としては、フローや金額がまだ定まっていないところです。インフルエンサーヒアリングはまだ事例が多くないと思うので、そこは今後整備されていくとよりご一緒しやすいですね。
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―――インフルエンサーヒアリングのためにインフルエンサーワークスをご利用いただくケースはこれから増えていきそうです。その活用方法にあたって気を付けるべきポイントやアドバイスがあれば教えていただけますか?
具体的な話をすると、当たり前のことですが、インフルエンサーの方ひとりひとりに個性があるので、会話しながら見極めて、こちらの聞き方や質問を変えて、意見を引き出すのは大切にしていました。
もっと大きな話をすると、新規事業開発においては初期の段階で先進的なユーザーにヒアリングをおこなって事業に反映していくのはとても重要だと考えています。今後もプロダクトの価値検証とローンチ後の波及効果を測るのに不可欠ですね。インフルエンサーはすでに事業開発のステークホルダーになっているように思います。
―――ありがとうございます!今後もより幅広いクライアント様にインフルエンサーワークスを提案いただけるよう、運営体制や機能を改善していきたいと思います。
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まとめ
まだまだインフルエンサーワークスの利用の中心はプロモーションへの起用ですが、今後は今回のインタビューに象徴されるように、マーケティング活動の様々なポイントで活躍できると感じました。 私たちもツールを提供するだけではなく、こういったクライアント様の真の目的やその先の展開もおうかがいしながら、二人三脚で進めていくことでよい事例を増やしていきたいと決意を改めたインタビューでした。
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